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イノベーションの民主化を目指し、一気通貫で新規事業開発を支援

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■株式会社Relic 松江イノベーションスクエア ゼネラルマネージャー 大西 圭佑氏

 

<2月3日(金)と2月18日(土)に「IT WORKS@島根LIVE&MATCH」企業プレゼン形式、パネルディスカッション、選考会イベントを実施しました。各企業のプレゼン内容をレビューとして下記で紹介します!>

 

Relicの事業を一言でいうと、「新規事業を生み出して、成長させていく。そのために必要な手段を全て提供し、伴走する」こと。その想いは、「志を持って挑戦する人や企業が正しく評価され、報われる社会を創る」、つまり「イノベーションの民主化」を目指して挑戦者と共創することにあります。これまでに大企業からスタートアップまで3000社を超える企業の事業開発を支援しています。

設立は2015年。本社は東京・恵比寿で、支社/拠点は予定も含め9カ所あります。地方で想いを持ったIT人材の方々と共に、日本経済の活性化や地方課題の解決を実現したいと思い、現在積極的に地方拠点を立ち上げているところです。

事業は大きく分けて3つ展開しています。1つ目が「インキュベーションテック」と呼ぶ領域。新規事業支援に特化したSaaS型プラットフォーム/プロダクトの提供です。

2つ目が「事業プロデュース」。これはシステム提供だけでは解決できない、個別具体的な課題を解決するために、人のノウハウを起点にして事業開発を進めていく領域です。戦略策定から開発、実行まで新規事業開発の全領域を一気通貫で支援します。

そして3つ目が「オープンイノベーション」。弊社が投資したり協業したりして当事者となり、事業パートナーとともに新規事業を共創していくものです。

開発事例を2つ紹介します。コロナ禍で遠出ができなくなり、身近でいい場所を見つけたいという行動パターンが増えたことから、「地域探索サービスアプリ」を開発しました。もう1つは、新入社員のパーソナリティを分析し、科学的に早期戦力配属を実現するSaaSプロダクト「新卒オンボーディングシステム」を開発し、初期リリース後は迅速にユーザーの声を反映させて改善しています。

次に組織と働き方についてご紹介します。従業員数は増え続けており、現在240人を超えます。毎月新たな中途社員の方が入社されますし、新卒も年々採用人数を拡大していて、それに伴い組織力もアップしているという状況にあります。メンバー比率はエンジニア、デザイナーが41%超を占め、テックカンパニーとしての側面が強いのが特徴です。

新規事業立案制度「RIP」というものがあります。実現したい面白いアイデアがあれば、経営陣にプレゼンテーションして認められれば100万円の検証予算が与えられ、実現にむけて進められるプログラムです。

弊社に合う人物像とは、しっかりと能力を伸ばしたい人、仕事を楽しめる人、技術だけでなくその先の社会課題や事業に興味のある人だと考えています。

弊社は地方創生にも積極的に取り組んでいます。今は行政と連携し、いろいろな関わりを深めており、起業家を育てるような仕組みづくりにも取り組んでいます。

 

【ちょっと教えてください!】

Q 地方の拠点を積極的に増やしているということですが、松江イノベーションスクエアはどのような位置付けになるのですか。

A システム開発をメインとした拠点ではありますが、地域での起業家支援や地元企業の事業創出など、事業と人の両方を育てる組織が松江イノベーションスクエアということになります。今後、Relicの事業成長領域の大部分を担える拠点にしたいと考えています。

 

Q 現在、何人いらっしゃるのですか。

A 松江イノベーションスクエアは2022年9月に開設されました。現在は東京から4人、松江市に来ています。オフィスはすごく広く、100人ぐらいは入れる規模なので、どんどん人材を募集していこうと思っています。

 

【求人情報】

株式会社Relic

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