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島根に移住したITエンジニアQA

更新日:


7月18日(土)にオンライン開催予定の「島根に移住したITエンジニアと話す会」。
参加予定の3人のITエンジニアに事前にQAに答えていただきました!


大石和也さん(バルトソフトウエア株式会社 津和野開発室)
大石和也さん
バルトソフトウエア(株) 津和野開発室

出身地:埼玉県/移住時期:Iターン4年目

岡見依子さん(株式会社イーグリッド)
岡見依子さん
(株)イーグリッド

出身地:山口県/移住時期:Iターン1年目

西川大器さん(株式会社ソニックムーブ)
西川大器さん
(株)ソニックムーブ

出身地:奈良県/移住時期:Iターン6年目

Q. まず皆さんの島根に来る前の職歴について教えてください

大石
埼玉の大学を卒業後、東京都内の金融系ユーザーのシステム子会社に技術者として新卒入社しました。
そこで、10年間システムエンジニアとして運用保守をメインに担当しました。

岡見
大学は山口でしたが、上京し、東京のSIerに入社しました。約7年間、システム開発・運用保守などの業務に従事。その後、モビリティ系の会社の情報システム部門に転職して約6年半ほど、自社のコンシューマー向けサービスや社内の業務システムの企画・開発に従事しました。

西川
大阪で大学院を修了した後、大阪の電子カルテ開発会社にエンジニアとして新卒入社しました。担当病院のある香川と奈良を行き来する生活を3年ほど経て、現在の会社に転職しました。今は、ECサイトの保守やスマホアプリ開発などもやっています。

Q. どうして島根に?

大石
東京で生活していた当時、いろいろな地方を一人旅しました。過疎化という課題を抱えた中でも観光客である自分に温かく接してくれる地元の方々に触れ合ううちに、自分の力を地方で活かすことはできないかと考え始めました。
移住先を検討する中で初めて津和野を訪れた際、津和野という町は古今東西さまざまな文化に触れることができ、とても面白く感じたのが第一印象でした。
その後、津和野町の東京事務所や当時のにほんばし島根館(現在は日比谷に移転)で移住・転職の相談をするなどして、実際の移住に至りました。

岡見
前々職で転職を考えた際、合同転職フェアで島根県が出していたUIターンブースに伺ったことがあります。その時は見送ったのですが、島根県の自然や海産物に惹かれました。
前職からの転職を考えた時、東京にはない自然やゆっくりとした時間を得たいと考えました。その際に島根県のことを思い出し、渋谷で開催された島根県のUIターンフェアで、今の会社と縁があり転職を決めました。

西川
前職は大阪で、転職活動をしているときに、島根県の転職フェアが開催されました。練習がてらと、軽い気持ちで参加したところ、今の会社と出会い、転職を機に移住しました。

Q. 今の会社を選んだ理由は教えて下さい

大石
前の会社では運用保守がメインでしたので、プログラミングの機会があまりありませんでした。ソフトウェア開発がメインとなる会社を探して、今の会社を選びました。開発は、主にC#、環境はVisual Studio .NET。案件の振り返りや不具合の分析等、QCDの目標達成に向けて全社的に取り組んでいることなどは良いですね。

岡見
自社のサービスを持っていること、風通しのよさそうな社内風土に惹かれました。入社したばかりでまだわからない部分も多いですが、新しいアイディアがボトムアップでサービスとして形になることは魅力ですね。

西川
転職フェアで話した時に、自分にあってそうと感じたからですね。会社はしずかで落ち着いたカフェのような雰囲気で、島根で暮らしながら東京のスマホアプリ開発案件をガッツリできるところは魅力です。

Q. 移住してよかったことを教えて下さい

大石
自然に囲まれた環境でストレスは減ったと思います。

岡見
魚がおいしい。肉もおいしい。
満員電車で通勤する必要がなくなったため、自分の時間が増えました。
東京では街中や電車で目にする視覚的な情報量が多かったように感じますが、島根に移住して適度な余白と丁寧に情報を処理する余裕が生まれた、ような気がします。

西川
都会と比べて人が少ないので精神衛生上とても良いですね。島根でいろいろ挑戦するうちに趣味も増えました。あと、家でゴキブリに遭遇しなくなりました。

Q. 移住して困ったことはありましたか?

大石
東京では車の運転をほとんどしなかったので、最初は車での移動に戸惑いましたね。ただ、交通量は多くないので、運転にはすぐ慣れました。

岡見
「ネット環境さえあればどこでもできる仕事で、島根に移住してもあまり仕事内容は変わらない」と考えていましたが、実際の業務に入るとギャップはありましたね。仕事の内容は移住前より易しいものになっているので、仕事に対する満足度や達成感は下がっていて、これをどう変えていくかは目下の課題です。
生活面では特に不便に感じることはありません。敢えて挙げるなら車生活で気軽に飲みに行けなくなったくらいでしょうか。でも、自宅で肴を作り晩酌を楽しんでいます。

西川
移住するまでは大型書店などに気軽に行って技術書を買い漁ったりできましたが、移住してからは難しくなりました。今は、技術書をネットで買うようになりました。あと、実家に帰るのが思ったより大変でした。調べると車が一番速いと分かったので、運転して楽しいクルマに乗り換えました。ただ、ポルシェセンターやポルシェ専門店は、島根どころか山陰にもありませんでした……。

Q. 移住の際に気をつけておくことはありますか?

大石
田舎で生活するためには、地域に自分から積極的に入っていくことが必要です。
また気候や環境の違いには注意が必要です。津和野の場合は自然が多い分虫が多かったり、冬は東京より寒く雪が降ったりします。

岡見
ネガティブな回答ですが、元の土地に戻りたいと思った時に通用するツテや自身のスキルを持っていると余裕を持てる気がします。
また、新しく知ることやこれまでの生活との違いを楽しむ気持ちが大事だと思います。

西川
わたしの場合は、東京と同レベルの給料が得られる会社を探しました。あと、基本的に車がないと自由に生活ができないので、運転に慣れておきたいですね。

Q. 移住を考えている方・当日の参加者へのメッセージなどがあればお願いします

大石
少しでも島根に興味を持ってくだされば嬉しいです。よろしくお願いします。

岡見
最近移住したばかりのため島根のことでお話しできることは少ないですが、定着していく過程などはお話できるかと思います。
どうぞよろしくお願いします。

西川
実際に暮らさないとわからない良さが島根にはあると思うので、私のようにエイヤっと移住してみてはいかがでしょう?

もっと詳しく知りたい方は、イベント参加をご検討ください!


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