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愛車と移住、島根で見つけたキャリアアップへの道筋。メガベンチャーのWEB開発プロジェクト/ベクティス 松井雄介さん

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移住は土地との「縁」であり、人との「出会い」であるーー。それを体現するかのようなIターン転職を叶えた人がいます。ベクティス(出雲市)の松井雄介さんです。社員の意見を尊重し、キャリアアップを後押ししてくれる職場。趣味のドライブを満喫できる、ストレスフリーな生活。「ここを離れたくない」とまで言わせる、島根の魅力はどこにあるのか。松井さんにじっくりお聞きしました。

ープロフィール
兵庫県出身。東京都内の大学を卒業後、関西地方にある中小Slerに新卒で入社。約4年勤務した後、2020年に島根県へ移住。ベクティスに入社し、WEBエンジニアとして東京のメガベンチャーの開発プロジェクトに従事。愛車はスズキの「SWIFT(スイフト)」、休日は県内の観光地をドライブでめぐっている。

 

見ず知らずの島根へ。急転直下のIターン転職、決め手になったのは…

ーまずは、現在の会社とご自身の仕事内容について教えてください。

当社は、スタートアップ・ベンチャー企業のパートナーとして、モダンな技術で開発を支援する会社です。

私自身は今、東京のメガベンチャーのプロダクト開発に携わっています。それを筆頭に、当社は東京を中心に急成長中のメガベンチャーやスタートアップとの取引が多く、誰もが知っているような有名な求人サービスやマッチングサイト、クラウドサービス、ECサイトなどの開発案件を数多く任せていただいています。

それもあり、新しい言語や技術も積極的に活用する風土があります。島根に移住して3年目、新しい環境でキャリアアップと成長を実感できていますね。

ーご出身は兵庫で、前職の勤務地も関西でした。そもそも、なぜ島根へ移住されたんですか?

地元のSIerに新卒で入社して約4年。当時はレガシーな言語をずっと使っていたため、「新しい技術に挑戦したい」と思うようになりました。それで転職先を探し始めたんです。

そんなときに偶然見つけたのが、大阪で開催された「IT WORKS@島根」の転職フェアの情報でした。島根には過去に一度も行ったこともなければ、ITが盛んなこともまったく知りませんでした。

軽い気持ちでその転職フェアに参加してみると、その盛り上がりに驚いたんです。Rubyの聖地であること、多くのIT企業が存在すること…。一気に興味が湧いて、移住と転職を決めました。

ー運命的な出会いだったんですね。

転職に際しては、もともと場所にはこだわっていなかったんです。それよりも、新しい技術を学び、成長できる環境が最優先でした。それにしても、まさか島根に住むことになるとはまったく想像していませんでしたね。両親や友人にも驚かれました。不思議な縁ですよね。

実は、仕事以外の面でも決め手になったことがあります。それは、車の存在です。私は大の車好き。転職先では車通勤が可能なうえ、家賃と駐車場の出費も安く抑えられることがわかりました。

直前に一度、島根を訪問したときのことです。海と山に囲まれた自然豊かな景色がとても気に入って、休日のドライブも満喫できるに違いない。そう感じられたことも大きかったですね。

エンジニアのキャリアを後押ししてくれる。「一流」への道のりが明確に

ー県内に数あるIT企業の中で、ベクティスを選んだポイントと決め手。その点についても教えていただけますか?

大きかったのは、案件の自由度が高く、キャリアアップに最適な会社だと思えたことです。

入社当初から、代表は「何をやりたい?」と私の意向を最大限尊重してくれました。今携わっているのは、まさにそんな私の思いを汲んでくれて、アサインしてもらったプロジェクトです。

Rubyをはじめ新しい技術を使えるようになりましたし、アジャイル開発というこれまで経験したことのなかったスタイルに触れることもできています。毎日が新鮮で、とても充実しています。

もちろん、慣れるまでに少し苦労した面もありましたが、周りのメンバーは親身に相談に乗ってくれる人ばかり。歳の近い20代のメンバーが多いので、自然に溶け込めました。たった1人での移住でしたが、社内のメンバーには公私ともに支えてもらっています。

ー社員思いで、チームワークがいい。働きやすそうな会社ですね。

ベクティスには、エンジニア目線で一人ひとりのキャリアを真剣に考えてくれる社風があるんです。

実は、入社前の私は、エンジニアとして将来なりたい姿を明確に描き切れていない部分があったんです。これから迎える30代や40代、そしてキャリアの最後にどんなポジションに到達したいのか。新しい技術習得などへの関心はあったものの、将来の姿までは深く考えていなかったんです。ただ、その点を代表に何度も聞かれたんですよ。

ーそれで意識が変わり、将来の視界が徐々に開けてきたんですか?

代表と何度も面談を重ねたこと、それに自分自身の強みや才能を診断してもらう「ストレングスファインダー」というテストを受けさせてもらったことも大きかったですね。そうするうちに段々と、目標が明確になってきたんです。

今考えているのは、近い将来にJavaScriptなどを使ったフロントエンド開発に携わること。そして、その先はプロジェクトの責任者としてマネジメントもやってみたいですね。

ただ、決して明確な将来像がないと入社できないというわけではありません。私がお伝えしたいのは、ベクティスでなら自分自身がやりたいことや強みを発見し、成長できる環境があるということです。とにかく、社員に「一流のエンジニアになってほしい」という思いがとても強い会社なんです。

休日は愛車でドライブ。感動的だったノドグロの味、レトロな温泉街も

ー生活面はどうでしょう。島根での暮らしには、もうすっかり慣れましたか?

縁もゆかりもない場所で、果たして生活していけるのか。最初は不安もありましたが、今は自分でも驚くほどすっかり馴染んでいます。もう一生、ここを離れたくないくらい気に入っているんです。

食、温泉、自然。ここに来るまではまったく知らなかった観光地や魅力が、島根にはたくさんありました。ですから、休日は愛車に乗ってよくドライブしているんです。渋滞とも無縁なので、運転は最高に気持ちがいいですね。

特に驚いたのが、港町の浜田市で食べた高級魚・ノドグロです。それまで魚はあまり好みではなかったんですが、そんな私が病みつきになるほどの感動的なおいしさだったんです。それと、有福温泉(江津市)もお気に入りスポットの1つです。レトロな温泉街で雰囲気がよく、カメラを片手に散策していますね。

ー心なしか、声のトーンも一段上がった気がしました。それほど気に入っていらっしゃるんですね。

車の話でいうと、毎朝の通勤スタイルも一変しました。以前は満員電車での通勤でしたが、今は車で約10分です。車中で“一人カラオケ”をしながら出勤しています。気分が上がりますし、仕事へのスイッチも入りやすいんです。

帰りも、出雲大社の近くにある有名な「稲佐の浜」にふらっと寄って、海に沈む夕日を眺めて1日を終える。そんなストレスフリーな生活を送っていますね。

自宅の近くにはコンビニがあり、ちょっと歩けばイオンモールやドン・キホーテも。普段の買い物に困ることは一切ありません。大阪時代の友人が何度か遊びに来てくれたんですが、みんな心が満たされた状態で帰っていくんですよ。

単身でも、子育て世代でも。地方で築くキャリアとライフスタイル

ーかつてのご自身と同じように、移住を考えているエンジニアに何か伝えたいことはありますか?

そもそも、島根にITの仕事はあるんだろうか。エンジニアとしてキャリアを積めるだろうか。今都会で働いている方々には、そんな漠然とした不安があるかもしれません。しかし、そんな心配はいりません。少なくとも当社でなら、新しいスキルを身につけ、成長できるチャンスが間違いなくあります。

生活の面でも、地方ならではのゆったりとしたライフスタイルを楽しむことができます。私のような単身での移住はもちろん、子育て世代の方々にとっても島根移住はきっといい選択になるはずです。

知らない土地での暮らしに不安もあると思いますが、勇気を出して一歩踏み出していただきたいですね。そして、ぜひ当社の仲間に加わっていただき、私たちと一緒に成長していきましょう。

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