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島根発!自由な社風が作り出す、プロのゲーム開発集団
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島根県松江市に本社を置く株式会社イプシロンソフトウェアは、主にゲーム、コンピューター、スマートフォン向けのソフトウェア開発、Webシステムの開発などを行っている企業です。「コンピューターでもっと楽しい毎日を」をスローガンに、使っていて幸せになれるようなソフトウェア開発を目指しています。
イプシロンソフトウェアの魅力を代表取締役社長 渡部晋司様、コンピュータグラフィックス担当 高橋憲司様にお聞きしました。
(※本文の数字はいずれも2024年2月現在のもの)

(写真 代表取締役社長 渡部晋司様)

代表取締役社長
渡部晋司様

◆イプシロンソフトウェアについて
社員数は現在14名です。
若い人が多いので、平均年齢は30歳前後でしょうか。40代は二人だけです。私もそろそろ40歳になるので、40代が3人になりますね。
少人数の会社ですから、みんなの距離感も近くて、フランクな雰囲気だと思います。
私は元々プログラマー出身なので、開発現場の社員と話が合いますね。どのような環境で働きたいかを普段から聞き、社員が考えていることを反映できるような職場づくりを意識しています。

勤務形態については、「スライド勤務」(コアタイム付のフレックスのような勤務)を導入しています。
私自身も、ゆっくり出社したいと思う時もあります。人によって頭が働く時間も個人差がありますよね。会議には絶対出席してほしいと思っていますが、コアタイム以外の出社時間は自由にさせてもらっていますし、自由にしてもらっても良いという決まりにしています。

前職はグリー株式会社に勤務していましたが、社内にマッサージチェアが置いてあったので、その真似をして設置してみました。一息入れたい時に使っていいよと話をしていますが、みんな遠慮しながら昼休みに使っています。
テレワークも実施しています。一応社内の規定はありますが、運用は個人の裁量に任せています。

◆イプシロンソフトウェアの強み〜幅広い対応力と社員教育〜
受託開発においては、サーバー側からクライアント側、スマホアプリ、ゲームと、幅広い範囲に対応できるところが強みです。

人を育てることができる環境があることも強みです。
アマチュアからプロのエンジニアとして育て上げることを、常日頃からやっています。ちょっと手元で開発をやっていましたという社員を、本当のプロチームの一員にしていくのに必要なことを教えていく。

具体的にはお客様に対してはこんな風に対応をした方がいいよとか、チーム内ではこういう付き合い方をした方がいいよとか、不具合が起きないようにするにはどうしたらいいかということを教えていく。
実際に知識を伝達しながら、知識の共有がされている社内文化がありますので、面倒見の良い教育は強みです。

私自身が、普段から業務に関することは何でも文書化して残していますので、その文書化したものを社内で共有して、社内の人も読めるような状態にしています。それを社員が読んで、また育っていくという成功のループになっているのかなという気がします。

◆ゲーム開発の将来〜ハードからスマホ、オンラインへ〜

舞台が変わろうとも、結局のところやっていることは同じなのかなと思っています。
ゲームのコンソールが出たり、スマホのアプリが出たり、いろいろツールの変化があったりしますが、その都度新しい技術になっていくので乗り換える必要があります。
全く違う技術ではあっても、人を楽しませるという、本質的な部分はあまり変わっていない。そのあたりの文化なのか、プラットフォームが変わっても、あまり変化なくお客様に喜んでいただけるものを作り続けるという本質は変わることはないのかなと思っています。

今後のトレンドとしては、生成系AIのようなものを使って、アセットとかをうまくモデルデータや音楽を省力で作りながらゲームを作るやり方になるのだろうなという気はしています。

AIに関しては、問題解決するのが早いということは肌身で感じているのですが、生成系AIみたいなところは、まだしっかりと活用していないです。ちょっと泥臭いかもしれませんが、やっぱり人は人が作ったものに感動する、と思っているので。
映画にしてもドラマにしても、絵を描くことも機械が作ると確かにきれいかもしれないが何かちょっと感動とは違うよね、みたいな感じで思っています。
ジェネレーティブAIは確かにすごい技術だと思いますし、活用していくことになるとは思うのですが、これを使った方がコスト減になるというような推奨はしていないです。

◆大阪から島根にUターン転職して〜移住経験者の高橋さんにインタビュー〜
(写真右側 高橋憲司様)

高橋憲司様
コンピュータグラフィックス担当

大阪から島根に転職してきたのは、都会に疲れたというか、もう都会はいいかなと思ったのがきっかけです。島根出身だったので、地元で働けたらいいなと思いUターンを決意しました。

以前もゲーム会社勤務だったので、島根でも同じ業界で働けたらと思いました。
IT WORKS@島根のコーディネーターに色々と相談して、ゲームの開発をしている企業があると聞いて興味を持ちました。

社長に初めて会った印象は、とてもフランクな方だなと思いました。
島根に帰ってきて半年ぐらいはゲームの話をする機会も全然なく、他の人に話をしてもわからない状況でした。社長と話をすると、色々な話ができたので久しぶりに楽しかったというのが最初の印象です。

入社して最初に思ったのは、お昼休みにみんなでテーブルを囲んでご飯を食べたりするので、かなりフレンドリーな会社だなと思いました。前の会社とは雰囲気が違いましたね。
ゲームとITで業務は分かれているので、仕事関連で普段関わらない人もいるのですが、お昼休みにみんなでご飯を食べるので、全員の社員と話せる環境があるのが良い意味で衝撃的でした。
社員の交流が多いとプライベートで仲良くできるきっかけができますし、飲み会やスポーツイベントなども楽しんでいます。強制ではなく好きなものを選んで参加できるのも良いところです。

教育に関しては、社長が残している資料を常日頃から見て、それを参考にして開発を進めることが徹底されていると思います。
非常にわかりやすく書かれていますが、その資料をさらにブラッシュアップしていくことも必要ですので、社長と相談しながら良い資料を作れるように心がけて開発をしています。

渡部社長は、教える時も目線をあわせて対応してくれるので、自分自身も安心して業務に取り組めていました。自分より若い社員も同じような気持ちで安心して開発ができているのではと個人的には思っています。
社内の雰囲気としては、もちろん社長だけではなく周りの人にも相談しながら仲良く進めている環境です。

今後はこれまで広く浅くやってきたことを、より深い知識・技術として掘り下げて進めていくことで成長したいと思っています。個人的には、会社内のナレッジを溜めて、会社自体を大きくしていければなという、夢というか目標を持っています。

◆今後のIT業界は…
新しい技術を追い求めることを楽しんで、もっとクリエイティブに!


IT業界に関して語るのは難しいですね。
私たちがやろうとしていることはゲームなので、少しIT業界と離れているところもあり、こんな風になると思っていなかった部分もあります。

私たちが子供のころはアニメに憧れて、スポーツ選手になるのがかっこいいみたいな時代だったけど、今やスポーツ選手よりもITエンジニアが注目されている部分もあって、中学生が「ITエンジニアになりたい!」って言っているようです。
自分が育ってきた感覚からすると、違和感を覚えることはあります。「ITエンジニアよりもスポーツ選手の方がかっこいいよ!」って。
今はAIが注目されていますが、その先の未来はどうなることやら正直わからないですね。

だからこそ、私たちは楽しいことを追い求めています。
新しい技術が出たら楽しいし、AIならAI、グラフィックスのレンダリングの技術の新しいのが出たら追究して、もっともっとクリエイティブに楽しんでいけたらと思っています。

地方のIT企業で「ゲーム開発」を専門で行っている企業は少ないと思います。
元プログラマーの渡部社長の元でプログラマーとしてのスキルアップもできる企業、それが「イプシロンソフトウェア」です。

「地方でゲーム開発に関わっていきたい!」という方はIT WORKS@島根にお問い合わせください!

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