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チームワークで新たなバリューを生み出す企業
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更新日:

株式会社ベクティス
代表取締役 曽我部壮様

「案件は私が選んでいます」
曽我部社長がおっしゃった言葉に意外性はなかった。
なぜ社長が自ら案件を選んでいるのか?

その理由は曽我部社長が考える“社員に対する思い”に紐づいていると感じた。

 

◆まず、島根の印象について教えてください。
島根に拠点を出して感じていることは、風土の違い。
東京はキャリア志向の人が多くて、その代わりに自分勝手と感じる人が多かったです。
島根は家族思いで優しい人が多く、その代わりのんびりしている人も多いかなという印象です。

 

◆採用について教えてください。
島根に拠点を出してから1年半でエンジニア経験者を7名採用できました。

採用時に重視しているのは“社風・カルチャー・当社のミッション・ビジョン・バリューへのマッチングです。

当社のバリューが”挑戦・成長・チームワーク”です。そのため、どれだけスキルがあってもチームワークを大切に出来なさそうな人は採用していません。また、新しいことに挑戦したいという気持ちがない人も敬遠しています。

今はエンジニアの経験が浅くても、新しいことに挑戦して、成長したいという気持ちがあるかどうかはチェックしています。

 

◆1年半で7名増は順調ですね!
島根にいながらキャリアアップができる点が評価されたと感じています。島根で多くのエンジニアの方と面談しましたが、レガシーな技術をやっている方が多い印象です。

島根の中でも当然新しいことがやりたい、モダンな技術をやりたいと思っているエンジニアの方も多い。そういう方が当社に応募されるのだと思います。

(写真 松江オフィスでのボードゲームの様子)

 

◆職場環境について教えてください。
社員の大半はオフィスに出社して勤務しています。
バリューである”チームワーク”や”成長”を重視しているため、育成・人間関係の構築の点でも基本的にはオフィス出社をしています。

また社内のイベントも活発に行われるよう、部活や社員同士の懇親は会社としても積極的に支援しています。

一部、あまりにオフィスまで遠いなど、やむを得ない事情がある社員は、テレワークをしています。

コロナ禍では、東京のような首都圏では満員電車など出社のデメリットもあり、完全にフルリモートな会社が増えました。
その一方で、社員同士の関わりがなく、人間関係の希薄さや、育成面でも弊害も大きいようには感じています。

ただし、最近では、そのような弊害から東京でもリモートを減らそうとしている動きも増えてきています。
島根では満員電車の問題はありませんので、オフィス出社を中心として、みんなでワイワイ仕事ができる会社にしたいと思っています。

(写真 社員懇親 今年の花見の様子)

 

◆残業は多いですか
残業はプロジェクトの状況により、多少の波はありますが、少ない方だと思います。

島根にUターンや移住して入社した社員は約半数。自然が豊かな環境なので、家庭をもって子供を育てるには働きやすい場所だと思います。
都市部の通勤や人込みが合わないと感じている方には向いている地域だと思います。

 

◆社員に求めていることを教えてください。
社員には、新しい技術の習得だけではなく、顧客視点・コミュニケーションなど、技術以外のビジネス・人格面での成長を期待しています。

エンジニアではそういうことが苦手な方も多いかもしれないですが、当社の事業は専門技術を軸としたサービス業だと思っています。
技術だけではなく、顧客視点を持ち、どこの会社でも通用するエンジニアになってもらいたいと思っています。

島根では特に採用した段階で、エンジニアとして完成したキャリアではない方が多いですし、あまりエンジニアとしてニーズがない・将来性がない技術ばかり長期間やらされていたのだなと感じる方も多いです。

会社としては短期的には現在のスキルを吐き出すのみの仕事を取る方が儲かります。
ただし、中長期では、会社もそうですし、エンジニア本人も後々困ることになると思っています。

そのため、現在のスキルを活かしながら、プラスアルファの何かが身に付く仕事を与えられるよう案件を取ってきて、フォローもできるようにリーダーがサポートに入る体制を作っています。

スキルアップに関しては、セミナー受講料や書籍の購入、資格の取得などは全額会社が負担しています。

 

【取材を通しての感想】
今回の取材を通して社員の将来に対しても、真剣に考えている様子が伺えた。
転職者のキャリアを考えているからこそ、そのほとんどが業務だけではなく待遇面も首都圏と同等以上の水準、または収入アップしているとのことだった。

「フルリモート」や「働き方」を売りにする企業も増えてきている中で、オフィス出社をメインとするベクティスに人が集まるのは、社員の成長を考えて、自ら案件を選んでいる社長の優しさを感じるからではないだろうか。

今回のインタービューは都合によりオンラインでの実施となったが、後日開催した、「GO島根!ITエンジニア転職フェア」の会場で、ブースを飛び出して来場者に声をかけて、時間をかけて様々な話をしている曽我部社長の姿を見て、そのバイタリティと人への思いがベクティスの一番の魅力だと感じた。

エンジニアとしても成長もしていきたい、そして地方ならではの働きやすさも実現したい、その両立を本気で目指している方には特におすすめです!
ベクティスへの応募やカジュアル面談に関してはIT WORKS@島根までお問合せください。

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