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よく働き、よく遊び、島根から日本のDXに貢献する

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■株式会社ベクティス 代表取締役 曽我部 壮氏

 

<2月3日(金)と2月18日(土)に「IT WORKS@島根LIVE&MATCH」企業プレゼン形式、パネルディスカッション、選考会イベントを実施しました。各企業のプレゼン内容をレビューとして下記で紹介します!>

 

いわゆる東京っぽい、スタートアップらしいカルチャーと地方・島根のカルチャーの良いところをうまく融合しようと取り組んでいます。

2016年9月の設立。本社は東京・渋谷にあり、2022年1月に島根県出雲市に開発拠点を開設しました。

事業内容はシステム開発、Webコンサルティング、マーケティング支援。首都圏を中心に多数のプロジェクトがありますので、本人のスキルにマッチしたプロジェクトにアサインが可能です。当社では技術力以上にカルチャーマッチを重視して採用活動をしています。

首都圏と同等の給与水準で、2022年に入社した島根メンバーは全員、年収がアップしています。休日出勤した人はゼロ。残業もほぼありません。リモートワークが中心です。

島根で当社が実現したいことについて説明します。

一般論ですが、地方のニアショア開発企業様の場合、予算の少ない地方案件や古い技術の簡単な案件が多く、新規のシステム開発というより、既存システムのメンテナンスが中心になりがちです。すると、エンジニアとしては成長しにくい。成長しづらいと市場価値は上がらないため、会社としては給料を上げづらくなる。その結果、人件費が安いために、安い地元企業の案件を提案するようになり、以後、同じサイクルが回りやすくなってしまいます。

当社が実現したいのは、こうしたサイクルの真逆の好循環を作ることです。「島根で地方からDX人材を増やして日本のDXに貢献する」をビジョンとして掲げ、そのために「よく働き、よく遊ぶ」をモットーとして掲げています。メリハリをつけて集中して働き、せっかく自然豊かな島根で働くのですから、エンジニアとして成長しながら首都圏と同等の給与水準で楽しく生活してほしいと思っています。

当社では「ひとりひとりの成長と挑戦を応援する文化」の形成に取り組んでいます。具体的には、エンジニアの成長支援のために1on1面談でキャリア相談と仕事上の相談を毎月1回行っています。

東京と島根の良いカルチャーを融合させるという観点でお話をすると、これは必ずしも全員ではありませんが、東京のエンジニアには成長意欲の高い人が多い。ただし、少し自己中心的だったりする印象があります。それに対し、島根の人は優しくて家族思いでチームワークが得意です。

東京の成長を追求する姿勢は、経済的な豊かさにつながるかもしれません。一方、島根のチームワークは、精神的な豊かさにつながりやすいかもしれません。

「愛なき力は暴力であり、力無き愛は無力である」という言葉が好きなのですが、スキルだけでもダメ、チームワークだけでもダメで、どちらも取り入れる必要があると思っています。

したがって、当社のバリューである「成長とチームワーク」については、東京と島根の良いところを融合させ、ビジョンの実現に挑戦し続けたいと思っています。

「とりあえず大きな会社に入ればいい」という時代では、もはやありません。エンジニアとして成長し続けることによって本当に安心を得たいと思う人は、ぜひ一度、気軽にお話をさせていければと思っています。

【ちょっと教えてください!】

Q 東京の成長力、島根のチームワーク力。これらが時には衝突してしまうことはありませんか。

A そこは採用で工夫しています。東京の人はチームワークや人間関係がそれほど得意でないと言っても、まったく人の意見を受け付けないというわけではありません。

 

【求人情報】

株式会社ベクティス

エンジニアとしてずっと成⻑し、本当の安心を手にし、働ける会社にする/株式会社 ベクティス


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