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島根だからこその風景

株式会社プロビズモ

更新日:

株式会社プロビズモの外谷と申します。
島根生まれの島根育ちですが、就職後すぐに関西に出て13年間電子機器の組込みソフトウェア開発に従事し、2018年の夏にUターンをして出雲に来ました。
出身地をもう少し詳しく言いますと、実は松江市の南のはずれの山奥なのですが、よいご縁がありまして、勢い余ってちょっとだけ松江を通り過ぎ、出雲平野に降り立つこととなりました。今年の夏で出雲歴4年目です。

出雲での新しい私の仕事

私は現在、株式会社プロビズモでWebアプリケーションの受託開発をしています。出雲に居ながらにして、各地のお客様とコミュニケーションをとり、その業務をサポートするための様々なソフトウェアを開発する仕事です。

Uターンで出雲に来るまでは、電子機器を制御する組込みソフトウェアの開発をしていました。組込みソフトウェアの開発は試作機などを製造する工場近くに案件が多く、どうやら私の地元近辺ではあまり関われない仕事らしいということで、心機一転Webアプリケーションエンジニアを目指して再出発をしたのです。

Webアプリケーション開発は新しい技術もふんだんに使いますし、関わるお客様の業務にどう貢献するかなど、とても興味深くて面白いことが沢山ある仕事です。しかし再出発当初は、これまでの私の開発経験があまり役に立たないのでは、という不安もありました。

実際、技術や仕事の進め方をはじめ新しい事をたくさん学ぶ必要に迫られました。ですがこの学びがとても刺激的で、仕事が以前より面白くなりました。今ではWebアプリケーション開発のほうが得意になりつつあると感じます。プロビズモの理念は「成長を実感できる会社でありたい」なのですが、まさに今、私も成長を実感できています。なぜ、それができているのか、という事を考えました。私の場合、それはやはり島根ならではの心地よい環境があるからだと思います。とにかく気持ちのリフレッシュがしやすいので、疲れもすぐに回復し、新しい事に取り組むモチベージョンが湧いてくるのです。

ということで、今回は、私に力を与えてくれる島根の風景についてお話します。

風景その① 仕事終わりの空

出雲に来てまず何よりも、通勤が圧倒的に楽になりました。私が関西で働いていた頃の通勤時間は片道1時間半程度でした。これは珍しい事ではありません。みなさん遠方から長い時間をかけて通勤されているのが普通でした。もし定時で仕事を終えたとしても、帰宅するといつも外は真っ暗でした。

しかし出雲での私の通勤時間は徒歩10分です。人混みも通りません。電車の待ち時間もありません。自分のペースで田んぼや畑、広い空をながめて歩けば、日が暮れるよりずっと早く家に着きます。まだ明るいので、ちょっと散歩に出たりするとこんな景色に出会います。

出雲の空の広さは格別です。はるか遠くの雲の向こうをゆっくりと太陽が沈んでいくのを見届けて、今日一日が終わります。

風景その② かつて何度も歩いた帰り道

出雲に来て実家が近くなりました。関西にいた頃、島根までの帰省には車で5時間かかりました。もう少し早く移動できると言われる方もおられると思いますが、私は高速道路であまりスピードを出すのが得意ではありません。ゆっくり走るのと休憩が多めであるためか、どうしてもそれくらいかかります。午前中に出発して夕方に到着ともなれば、もう1日中移動していると言っても差し支えないと思います。そんな調子でしたので、実家の家族に会えるのは年に1~2回の長期休暇の時だけでした。

ところが出雲からは1時間もあれば十分です。何かあればいつでもすぐに。何もなければ、突然ふらりと、実家に顔を出せるようになりました。時々ですが山仕事を手伝ったりもします。両親も喜んでくれています。近年は残念ながらコロナ禍ということもあり行き来は控えめですが、同じ地域に暮らしていなかったらますます家族が集まって何かをするという機会が減っていたと考えると、近くに住めて良かったと思います。コロナ禍が落ち着いたら妻の実家への行き来も増やしたいと思います。妻の実家も中国地方ですのでぐっと近くなりました!

写真は島根に来てからカメラにハマりだした妻が撮ってくれました。小さいころに嫌になるほど見た道です。学校から家までが遠い上にとてもとても長い上り坂で、あと少しもう少しと歯を食いしばって歩いた道です。今では、とても好きな景色です。

UIターンをご検討されている皆様へ

上記の風景にふれるとき、家族や生まれ育った土地が近くにある環境で働けているということを実感します。ライフとワークを隔てる移動時間が減り、それぞれが同じ場所で共生できるということが島根の生活の魅力だということを感じます。心身ともにリフレッシュしやすく、何事にも集中して取り組める環境です。新しい事を始めるのにも最適です。UIターンを検討されている皆様のご参考になりましたら幸いです。

ぜひ、一緒に島根でソフトウェア開発、しましょう!

外谷信吾(株式会社プロビズモ)
島根県松江市出身。関西で組込みエンジニアとしてソフトウェア開発を経験後、Uターン。島根の自然に癒されながら、仕事に趣味に励んでいます。プロフィール写真は一緒に引っ越してきたガジュマルです。すくすく元気に育っています。

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