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コミュニケーションを重視し、頑張る人に投資する企業
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島根県松江市に島根支社を置くフェンリル株式会社は、主にモバイルアプリ (iOS / Android) とWebアプリケーションの共同開発事業を行う企業です。
フェンリルの魅力を人事部人材開発課採用担当 シニアリーダー 宮本英彦 様、ND部 開発1課(島根支社所属) 課長(ラインマネージャー) 清水祐太 様にお聞きしました。
(※本文の数字はいずれも2024年2月現在のもの)

(写真 島根支社のオフィスの風景)

人事部人材開発課採用担当
シニアリーダー
宮本英彦様

◆会社の雰囲気とは?
シニアリーダーの私は普段大阪本社にいます。大阪はバックオフィス系、営業、エンジニア、デザイナーといった全ポジションが常駐しています。
オフィスのイメージは、それぞれがもくもくと集中していて、打ち合わせはミーティングスペースや会議室などで行っていることが多いです。

フェンリルには若手社員も活躍しておりますが、島根拠点は特に若手メンバーが多いです。
年齢層が近くて、よりコミュニケーションがとりやすい環境なので、仕事のコミュニケーションもさることながら、プライベートのこともフランクに話しています。
忘年会や新年会、BBQなど社内イベントもありますし、各自で懇親会実施したりとコミュニケーションの場はたくさんあります。
フェンリル独自のハピチャン制度というもの活用して、部門を超えたコミュニケーションを取っている社員も多いです。

◆島根支社での働き方
リモート環境で重視するコミュニケーションの方法とは?

2020年までは原則出社でしたが、同年よりリモートワークを取り入れ、現在ではハイブリッドワーク制度(いずれかの配属拠点オフィスへの出社もしくは自宅でのリモートワークを選択可能)となっております(※フルリモートワーク特例措置あり)。現在は、少しずつ出社するメンバーも増えてきています。
会社として特に取り決めはなく、日数などはチームや個人に委ねています。
島根で既に出社勤務をしていたメンバーは、やり方にも慣れているので問題ありませんが、リモート勤務を導入した後に入社したメンバーが、どのように慣れていくのかが課題だと考えています。
そのため、なるべく新しいメンバーが困らないようにコミュニケーションを取ることを重視しています。
当然、プロジェクト開始時に最初の顔合わせはしますが、普段から文字だけではなく、会話をするように意識していて、特定の部門では、パソコンにバーチャルオフィスのツールを導入し、円滑にコミュニケーションが取れるように環境を整えています。

遠隔のメンバーは出社しても会うことができないため、時期を決めて部門毎にオフラインで集まって、全員顔合わせをしています。
部門の方針を共有したり、業務でのコミュニケーションを活発化するような、チームビルディングの時間もとったりしています。
直近では、5月に京都に集まりました。前半で真面目な話をした後、アイスブレイクとしてクイズ大会など全員でゲームをしました。毎回、企画を変えています。
全社としても、4月と10月に大きなイベントをやっていて、コロナ禍以降は交流する機会も増えてきました。
当たり前のことだと思いますが、価値観の違う人がチームに集まっているということを考えると、相手の価値観を理解した上で仕事を進めるようにしています。それぞれの状況や、知識も異なるため、なぜその答えになったのか、理由を聞いて受け答えすることは必要かなと感じています。

◆転職のきっかけと現在
ND部 開発1課(島根支社所属)
課長(ラインマネージャー) 清水祐太様

私は中途入社でフェンリルに入社し10年が経ちましたが、当時「島根に拠点ができる!」という情報を聞いて応募しました。
フェンリルは、“Sleipnir”というブラウザを社長が作るところから始まった会社で、私自身がそれをずっと使っていたので、会社自体は知っていましたが、ブラウザ開発だけをやっているのかと思ったらそうではなく、Webなどもやっているということで興味を惹かれました。

また、島根は新拠点ということで、全く新しいチームで始められること、それから拠点の環境にも興味を持ったのが応募したきっかけです。
未経験から小さなIT企業に入社し、業界経験が長いわけではなかったので、入社当初は常勤アルバイトのような形でスタートしました。当時は、私含めて社員が3人しかおらず、大阪本社の一部門ということでのスタート。案件も大阪のメンバー主体のもと、進めていました。

3人がそれぞれ別の仕事をしていたためお互いの状況はわからない部分もありましたが、時にはリモートで大阪の先輩につないで、指示を受けたり、戸惑いつつも相談したりしながら仕事を進めていました。当時の私はリモートで仕事をするスタイルも初めてで、新鮮な環境でした。

現在の私は、エンジニアリングというよりは組織側の方の仕事をしています。今仕事をしている部門の特性上、一つの大きな案件を何年もかけて成長させていくという業務になります。システムの規模も大きくなり後から変更することもたびたびあるため、それに耐えうるシステムでなければなりません。後から変更ができないとなるとビジネスの弊害になってしまうので、エンジニアリングの観点からもプロダクトの成長の余地も残しながら、それがビジネスの成長につながるということをチームのエンジニアリングの共通認識として持って仕事をしています。

また、システム開発においては当たり前で普遍的なことですが、チームのコミュニケーションを大事にしています。フェンリル全体もそうですが、特に島根のチームは大事にしています。
開発というと黙々と作業するようなイメージがあると思いますが、それだけではなく、人と会話をしながら物事を決めて作業をすることが多いと感じます。
大阪のメンバーともそうですし、クライアントに対しても、同じような仕事の仕方を心掛けています。

◆フェンリルでのキャリアプラン
キャリアのロードマップとエンジニアからの選択肢とは?

今期から、フェンリルでは職務ごとにキャリアのロードマップを作りました。
基本的には、そのマップに従って、上のジョブグレードを目指すということになっています。
例えば、エンジニアでいうと平均的なプロジェクトで実装ができるところから始まって、その後、少し複雑なところや他メンバーのレビューやサポートができるリードエンジニアと呼ばれる立場になっていく。
それよりさらに上になってくると、テックリードやエンジニアリングマネージャーと呼ばれるプロジェクト全体の技術を統括する責任者のポジション。
また、組織全体としての各技術の向上に目を向けるポジションや、チーム全体のエンジニアリングをするポジションを目指すこともできます。

その他実例でいうと、エンジニアリングをやっていたけどどちらかというとプロジェクト管理に興味が出てきて、まずは先輩のマネージャーの元でキャリアを積んでいるメンバーもいます。
状況によってはすぐに希望通りとはいかない場合もありますが、なるべく本人の意思を尊重し、優先していくようにしています。

また定期的に1 on 1ミーティングを設けています。どんな話題でも話ができる場ではありますが、その中でキャリアの話も可能というものです。
あとは、半期に一度評価の場がありますので、フィードバックの場でも今後のキャリアについて話をすることができます。

◆組織とユニットを活かした評価制度
エンジニアを大事にしたい組織とは?

当社の特徴の一つとして、社長がもともとエンジニア出身だったので、エンジニアを大事にする組織だと思っています。
例えば、エンジニアの上位ポジションとして最終的には「PMをやりなさい」という会社もあるかと思われますが、エンジニアリングを極めたいということであればテックリードというポジションを目指すことも可能です。
またエンジニア主体のテックチームという組織が組まれて、昨年の2月に技術ごとに、スマートフォンアプリのiOS、Android、フロントエンド、バックエンド、インフラ、DevOps、QA(品質管理)の7つのチームができました。エンジニアは7つのうちのどこかに所属する形になっています。

背景としては、例えばある部署に所属するAndroidエンジニアがいたときに、その者を評価するのが課長でPMでもある組織のマネージャーにはなるのですが、エンジニアの技術の観点での評価をしづらいということがありました。その時に、テックチームという体制があればテックリードやサブリーダーがしっかりと評価にエンジニアの観点を加えることができるということです。

あとは手を挙げれば他の分野にチャレンジすることもできる。フロントエンドの人がバックエンドに、とかAndroidの人がiOSに、とかですね。

◆採用に関して
エンジニアのやりがいと今後の採用計画

入社後に採用アンケートを取らせていただいているのですが、入社を決めた理由で最も多かったのは、面接官の印象など人の魅力が理由になっていました。あとはデザインを大事にしている、洗練されたデザインのエンジニアリングや実装に携われるなどです。ホームページに載っているような大手クライアントとの案件に携われることに魅力を感じていただいています。

会社としては島根のメンバーを30人にすることを目標にしており、現在は半分くらいの人数です。もちろんやみくもに人数を増やしても受け入れの限界もあるため、今後の組織拡大のためにはどう人を増やしていくべきなのか、戦略を練り直しているところです。

一例として島根で応募をしている方は経験者のWebのRubyエンジニアが中心だったのですが、デザインの知見があるメンバーが増えても面白いかと考えています。

◆転職にあたって、フェンリルを検討されている方へのメッセージ

まず開発者側の方にとっては、デザイナーと一緒に仕事ができるということを魅力に感じてもらうことが多いです。
他にもリモートワークやフレックスをうまく使いながらクリエイティブに働いていただける環境が整っています。
島根で生活をしながらも、下記のような開発者環境を求めていませんか?
■誰もが使う有名なアプリ開発に携わりたい
■関東・関西圏と同等の待遇を得たい
■多くの優秀なエンジニアやクリエイターと一緒に仕事をしたい
■手を上げてチャレンジ出来る環境でスキルの幅を広げたい
当社ではこういったことが実現しやすいと思っております。

また、リモートワークだけでなくリアルなコミュニケーションも大事にしたいと考えております。
代表的なものであれば、4月に実施しているキックオフ「Fenrir Key」です。今期(19期)は4年ぶりにオフラインで開催しました。
各拠点から大阪に集まり、対面でコミュニケーションを深める貴重な場となっております。

他にもオンライン・オフライン関係なく、コミュニケーションを深める場はたくさんあります。(勉強会などもあります)

また、技術を取得するための書籍購入、社外セミナー参加、勉強会開催費用支援などもあります。
実際、WWDC、Google IO、re:Inventなどの海外カンファレンスへも例年数名参加したりしています。旅費などはもちろん、全額会社負担です。
そういった部分を補助し、頑張っていきたい人を応援するような会社ですので、これも魅力の一つです。
島根に居ながらにして、世間的に知名度のあるアプリを作っている会社とのビジネスに携われるということや、身近で自分が普段使っているような日常的なアプリの制作に関われるというのは、なかなかないことではないかと思っています。

「頑張りたい人を応援する会社」フェンリルに興味がある方はIT WORKS@島根までお問合せください!

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