島根西部・益田で生産性の高い仕事を。農業しながら開発も/エヌ・ケイ・アセント

島根県西部、中国山地に面した海沿いの町、益田市。
自然と神代の歴史ある、益田に立地するエヌ・ケイ・アセントにお邪魔した。

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益田市内を流れる高津川の様子

本社を東京から益田に移転。腰を据えて開発する

エヌ・ケイ・アセントは2009年に設立。もともと東京に本社を置いていたが、2015年10月に島根県の立地認定を受け、現在は本社を益田市に移転した。
東京で受託したシステム開発のうち、プログラミング工程、機能テスト工程等の業務を益田本社で行う。
生保系、クレジット系、販売系、金融系、WEBサイト構築等の幅広い分野でのシステム開発に対応しているが、もっとも得意とするのは流通・在庫管理のシステムの受託開発だ。
ネット通販の拡大で倉庫需要が拡大している中、開発需要が伸びているバーコードリーダ(ハンディターミナル)を活用した入出庫管理から在庫管理に連動するシステムの開発を行う。

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山口県萩市出身の中山社長(左)と、地縁ない益田にIターン転勤した中塚さん(右)

島根県のなかでも、益田に拠点を開設したのはなぜなのか。
中山社長と、益田拠点開設にあたり、Iターンした中塚さんにお話を伺った。

「益田」の理由とそこに住む魅力

萩・石見空港から車で10分、益田駅の裏側に拠点を置く同社。県庁所在地の松江市からは離れていながらも、東京との行き来はしやすく、仕事の利便性、生活利便性ともに高い場所に立地する。

「私は、萩出身。受託開発の案件が増えることを見越し、地方での拠点開設を考えていたのですが、地元よりも島根県で立地することが当社にとって良いと判断し、立地を決めました」(中山社長)

拠点開設にあたり、中塚さんは知縁のない島根県益田市に転勤することになった。

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中塚さんのご自宅付近。ハウスが並ぶ

「現在益田に在籍するメンバーは、ほぼすべてが島根出身者。私はIターンでこちらに訪れましたが、現在は中山間地域と呼ばれるエリアに住んでいます。
せっかくこういった土地に住むのだから、あえて「中山間地域」に住みたいと考え、地域の方に農地をお借りして、農作業も始めました」(中塚さん)

農地を貸してもらうのは、一般的にハードルが高いとされつつも、地元の方が話をしてくれたという。熊や猿にも遭遇するというエリアで、地元の人とたくさん触れ合うことで、田舎に住む良さ、人とのつながりとやさしさを実感しているという。

「新参者ながら、周りの方たちが気にかけてくれるのがありがたいです。『中塚さん、漬物いただきんさいやー』と、自宅でつくった漬物や、野菜や果物をいただいたり、益田に移住してからは人とつながりながら生活する楽しさを感じています」(中塚さん)

せっかく地方に住むことになったのだから、利便性の高いエリアを選ぶよりも、そこでしかできない生活をしたい。

「人口減少していて、耕作放置も多い。自分がなにか作物をつくることで、益田をちょっとでも元気にする手助けになればいいかなと思っています。会社の業務もしっかりやりながらも、地元に貢献できる生き方、働き方ができればと思うようになりました」(中塚さん)

企業立地することで「地元」に貢献

地域貢献への想いは、Iターン転勤した中塚さんだけではなく、会社にも強くある。

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「たとえば中山間地域で生活するには、しっかりと収入を得ることが大事です。
私たちのようなIT企業が地方に立地することで、仕事が生まれます。会社が人材を採用することで、地元で生活ができます。
労働生産性が高いITエンジニアの仕事をたくさん受託し、益田での仕事を生み出し、地元に貢献していきたいと考えます」(中山社長)

同社が得意とする流通系の在庫管理のシステムや、老人ホームなどで部屋の割り当てを管理するシステムなど、他都県から受託した案件を益田でつくる。
ゆくゆくは、島根県内にも同システムを導入していったり、地域課題を同社のIT技術で解決していきたいと考える。

「当社は、メンバーバランスがよいところが強みのひとつと考えます。20代半ばから、60代のベテランまで在籍しているため、若手を教育できる環境もありますし、成長するチャンスもあります。」(中山社長)

同社には、さまざまな経験をもつメンバーが集まる。

「まったく異なる業界から当社に来られる方も多いです。Uターンして開発職につけなかった方が、別の業界で経験を積み、エンジニアとして復帰した、というケースです。
結果的に、さまざまな業界から開発者が集まってきており、多様な案件をこなすことができていけると考えます」(中山社長)

IT企業が立地することで、これまで眠っていた技術力を再び発揮できるようになる。
益田近辺の出身者や、島根西部に興味・関心があるエンジニアにとって、選択肢が広がったといえそうだ。

メンバー全員と技術の話ができる環境。向上心をもって働ける仲間を募集

エヌ・ケイ・アセントでは、現在も幅広く採用活動を続ける。

「開発経験をおもちの方、どんなことをやってこられて、何がやりたいかをお話しください。そのうえで、当社でどんな活躍ができるかを一緒に考えていきましょう。
メンバーが増えて、会社自体が盛り上がり、その盛り上がりが地域に派生していってほしいと考えます」(中山社長)

多様な案件をもつ同社では、「iPadによる音声での倉庫ピッキング」「介護施設の部屋割りシミュレーション」などを開発。
新しい技術や知識を取り入れながら開発していきたい、業務に対して向上心をもって取り組める仲間を募集する。

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美しい渓谷、匹見峡。観光客も多く訪れる

「海が近く、魚がおいしい。東京にはない時間の流れで、キャリアを生かして働ける。いろんな種類の仕事を田舎でできる。エヌ・ケイ・アセントにはそんな環境があります」(中山社長)

島根県東部にも負けず、盛り上がりを見せていきたいと意気込むエヌ・ケイ・アセントで、キャリアを生かして働きたいエンジニアは、検討してみてはいかがだろうか。

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